※本ページもしくはサイトにはプロモーションが含まれています。
革ジャンは長く着続けると自分の体になじみ、柔らかさと風合いが出てくるのが魅力ですよね。
天然皮革で作られた革ジャンは正しくメンテナンスをすれば10年、20年と長く着られますが、きちんとお手入れはできていますか?
つまづきポイント
- どのくらいの頻度で洗えばいいのかわからない
- 革製品は普通にクリーニングに出していいのか心配
- クリーニング料金が高そう
そんな疑問を抱えたまま、洗うタイミングを失っている方も多いのでは?
天然皮革で作られた革ジャンは大変高価ですし、クリーニングに出してせっかくの色や風合いが変わってしまったり、縮んでしまったりしないか不安もあるでしょう。
そんな方のためにこの記事では革ジャンをクリーニングに出すときのポイントについて紹介します
ココがポイント
- 革ジャン(レザージャケット)のクリーニングの料金相場
- 一般的なクリーニング店と革製品専門のクリーニング店の違い
- 革ジャンを安心して預けられるおすすめのクリーニングサービス
結論として、革ジャンのクリーニングを依頼するには、宅配クリーニングがおすすめです。
宅配クリーニングサービスは革ジャンの状態に合わせた加工や修復もできるので、失敗がなく仕上がりの満足度が高いのが特徴です。メンテナンスをしっかりしたほうが良い状態で長く着られるので、定期的なクリーニングが重要です。
おすすめの宅配クリーニング店は以下になります。
おすすめサービス | 1枚の料金 | 送料 | オプション |
キレイナ | 12,000円 | 7,000円以上で片道送料無料。12,000円以上で往復送料無料。 | 撥水加工1,800円~ 補色 3,000円~ カビ取り1,800円~ |
リナビス | 期間限定9,000円 (通常価格は14,000円) |
無料 (北海道、一部離島除く) |
撥水加工 3300円 カビ取り 550円 色補正 11,000円 |
ワードローブトリートメント | 12,430円〜 | 無料 (北海道・沖縄地区およびその他の離島は除く) |
超撥水加工3,850円 色補正・カビ取り 要見積 |
以上のように、革ジャンのクリーニングは1万円超えの価格になるところもあり、高いと感じたかもしれません。しかし、革製品のクリーニングの料金が高いことには理由があります。
ここから革ジャンをクリーニングに出すメリット・デメリットを詳しく紹介していきます。
革ジャンをクリーニングするメリット・デメリット
革ジャンをクリーニングに出すメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
メリット
- 自分で洗って失敗するリスクを防げる
- プロの手でキレイにしてくれる
デメリット
- クリーニング料金が高い・時間がかかる
- 色や風合いが変わってしまう可能性がある
それぞれ詳しく紹介します。
メリット1.自分で洗って失敗するリスクを防げる
革ジャンはシャンプーやおしゃれ着用洗剤を使用して自宅で洗うことも可能です。
ただし使う洗剤によっては革の油分が落ちてしまい、余計に劣化したりしみができたりする心配も。クリーニングに依頼すれば失敗なく、自分では気づかないシミや汚れも対応してもらえます。
メリット2.プロの手でキレイにしてくれる
革製品を専門に取り扱っているクリーニングサービスは、革ジャンの適切なクリーニング方法を熟知したプロがそろっています。
革の種類や状態によって洗剤を変えたり、寿命を伸ばすためのケアをしてくれたりと1着ずつ仕上げてもらえるので、長く着続けたい1着にこそおすすめです。
デメリット1.クリーニング料金が高い・時間がかかる
天然皮革はデリケートなので、風合いを維持したままクリーニングするには一般的なクリーニングとは異なる技術が必要です。
もちろんほかの衣類と一緒に洗濯機で洗うことはできませんし、職人が一点ずつ状態をみて丁寧に洗うので、一般的なクリーニングより料金が高めで時間もかかります。
革ジャンは1着数十万円もすることもあるアウターなので、クリーニング料金が高いのも当然と考えましょう。
デメリット2.色や風合いが変わってしまう可能性がある
革ジャンをはじめ天然皮革の製品は、長く身につけることで柔らかく味わいが出て「育っていく」もの。依頼するクリーニング店によっては色や風合いが変わってしまい、意図しない仕上がりになる可能性があります。
これを防ぐためには、事前に仕上がりのことを相談できたり希望を聞いてくれたりするお店を選ぶことが大切です。
革ジャンのクリーニングの料金相場は?
大手有名チェーン「白洋舎」「ホワイト急便」「うさちゃんクリーニング」「ポニークリーニング」の4社の革ジャンのクリーニング料金を比較しました。
大手4社のクリーニング料金
店名 | 白洋舎 | ホワイト急便 | うさちゃんクリーニング | ポニークリーニング |
ジャケット/ブルゾン | 5,500円 | 5,040円〜 | 7,560円 | 6,000円〜 |
革半コート | 7,000円 | - | 7,560円 | 6,000円〜 |
革コート | 8,000円 | 6,300円~ | 7,560円 | 6,000円〜 |
大手各社の革製品のクリーニング料金は6,000円~8,000円ほどです。
冒頭で紹介した宅配クリーニングサービスの料金は12,000円~なので、大手チェーンのほうが料金は安いですが、オプションを付けると同等以上の値段になることも。
また、一番料金が安いホワイト急便はフランチャイズのため、すべての店舗で受け付けてくれるわけではなく、最寄りの店舗に確認する必要があります。
革ジャンのクリーニングに付けたいおすすめオプション
革ジャンをクリーニングするならぜひ付けておきたいオプションを6つ紹介します。
- 撥水加工
- 色補正
- カビ取り
- しみ抜き
- 消臭加工
- 修復
撥水加工
革はもともと水分を吸収しやすい性質があり、雨や雪に当たった部分がシミになるおそれがあります。
撥水加工をしておけば通気性を保ったまま水分をはじくので、急な雨や飲み物をこぼしてしまってもシミになるのを防げ、お手入れも楽ですよ。
色補正
革ジャンは紫外線によって色褪せたり、特定の場所が擦れたりして色が変わったりしてしまうことがあります。
そのような場合は、汚れを落としたあとに色補正(リカラー)でもとの色に補正することができます。
カビ取り
カビが生えた箇所の表面のカビを落とすオプションです。さらに専用の洗剤を使用してカビ菌の根まで除去し、さらにカビ菌が繁殖するのを防ぎます。
シミ抜き
接触が多い袖部分はどうしてもシミができやすいもの。
革ジャンのシミはほかの衣類と違い洗っただけでは落ちないので、色落ちした部分を染め上げて元の色に補正する作業が必要になります。
消臭加工
汗の臭いやタバコ臭、カビ臭などが気になる場合に付けたいのが消臭加工です。
臭いを消すだけでなく、臭いをつきにくくする抗菌加工をプラスしてくれるところもあります。
修繕・修復
革製品専用のリペアサービスがあるクリーニング店では、穴や破れがある場合は、縫い合わせやあて布で修復します。全体的なシルエットの整形や、ファスナー修理などのオプションも。
修復には時間がかかるので、1ヵ月以上かかる場合もあります。
革ジャンをクリーニングに出すときの注意点
革ジャンをクリーニングに出すときの注意点を5つ紹介します。
ココに注意
- 信頼できるお店を選ぶ
- 合皮はクリーニングできない可能性も
- カビが生えていないか
- 破れたり破損していないか
- すべてのポケットを確認
信頼できるお店を選ぶ
革ジャンのクリーニングは一般的な衣類のクリーニングよりかなり割高です。とはいえ、料金の安さだけでクリーニング店を選ぶと納得がいかない仕上がりになる心配があります。
普段よく利用しているクリーニング店なら信頼できると思っても、そのお店が天然皮革に対応しているのかは別の話です。革ジャンのクリーニング技術は一般的なクリーニングとは異なるもの。
革製品の専門知識と技術があり、いままでのクリーニング実例が公開されていて、細かく相談や指示が可能なクリーニング店であれば、納得のいく仕上がりが期待できます。
合皮はクリーニングできない可能性も
天然皮革ではなく、合成皮革(合皮)の革ジャンはクリーニングできない可能性があります。
ポリウレタン樹脂製の合皮は製造から2~3年が寿命といわれています。クリーニングをしたとしても経年劣化し、表面がボロボロと剥がれてくるので長く着続けることはできません。
また、塩化ビニル樹脂製の合皮は、ドライクリーニングをすると溶剤と反応しバリバリにかたくなってしまいます。
合皮はそもそも寿命が短いので、高い料金でクリーニングに出すより、自宅でメンテナンスし1~2シーズンで買い換えることを前提にしましょう。
カビが生えていないか
長く押入れやクローゼットに保管したままだと、湿気によってカビが生えてしまうことがあります。クリーニングに出す前に表と裏の隅々までカビが生えていないかチェックしておきましょう。
事前にカビの位置を把握しておけば、クリーニングを依頼するときにカビ取りオプションをつけることもできます。
破れたり破損していないか
革ジャンが破れたり擦れたりしていないか、穴あき、ファスナーの破損がないかチェックしておきます。もし修復してほしい箇所がある場合は、修復も受け付けているクリーニング店に依頼しましょう。
修復箇所はメモに控えておいたり写真を撮ったりしておけば、仕上がりの状態と見比べて確認できます。
すべてのポケットを確認
ポケットの中に物が入っていないかを確認し、すべてのポケットが空の状態でクリーニングに出しましょう。
もしポケットに大切なものが入っていた場合、紛失してもクリーニング店では責任を負えませんので、自身でしっかり確認することが大事です。
革ジャンのクリーニングにおすすめの宅配クリーニング店3選
革ジャンのクリーニングにおすすめの宅配クリーニング店を3つ紹介します。
どのサービスも天然皮革に対応できる技術と実績があり、オプションも充実しているので満足のいく仕上がりが期待できます。
おすすめサービス
- キレイナ
- リナビス
- ワードローブトリートメント
それぞれ、サービス内容を詳しく紹介します。
キレイナ
キレイナは「大人のためのオーダークリーニング」というコンセプトのもと、どこに出せばいいかわからない高級衣類やブランド衣類、他店で断られてしまった服も断らない高品質のクリーニングサービスです。
洋服のデザイン性をしっかり理解した女性技術者が1着ずつクリーニングしてくれるので、革ジャンの風合いを保ったままきれいに仕上げてもらえます。
ココがポイント
- 一点ずつ相談しながら決められるオーダークリーニング
- シミ除去・カビ取り・傷や破れの修繕・ファスナーの修復可能
- 色補正が3,000円〜と比較的安い
- Instagramに過去のクリーニング事例を載せていて、仕上がりがイメージがしやすい
キレイナの基本情報
キレイナ基本情報 | 詳細 |
皮革クリーニング料金 | ジャケット/ブルゾン¥12,000 コート¥18,000 ベスト¥7,000 |
撥水加工 | 2,000円 |
カビ取り | 5cm未満1,800円~ |
しみ抜き | 5cm未満1,200円~ |
色補正 | 3,000円~ |
送料 | 7,000円以上で片道送料無料。 12,000円以上で往復送料無料。 |
保管サービス | 無 |
納期 | 1ヵ月程度 |
支払方法 | クレジットカード、代引き |
リナビス
リナビスは創業60年を誇る老舗のクリーニング店なので、熟練の技術者が多く在籍し、ブランド皮革衣料のクリーニング実績が多いのが特徴。
しかも最新のクリーニング技術で衣類を傷めずに洗うので、革ジャンのような一生モノの高級衣類でも安心して任せられます。
無料でしみ抜きしてもらえるうえ、オプション加工も充実しています。
ココがポイント
- 創業60年の老舗クリーニング店で、ブランド皮革衣料の実績が多い
- 最新のクリーニング技術で傷めず洗う
- シミ抜きが無料。傷や破れの修繕・ファスナーの修復なども対応してもらえる
- 無料通話アプリ Zoomを利用して無料クリーニング相談ができる
リナビスの基本情報
リナビス基本情報 | 詳細 |
皮革クリーニング料金 | 期間限定9,000円(通常価格14,000円) |
撥水加工 | 3300円 |
カビ取り | 550円 |
しみ抜き | 無料 |
色補正 | 11,000円 |
送料 | 無料 ※北海道、一部離島は別途1,900円(税抜)、沖縄は別途5,500円(税抜) |
保管サービス | 最長12カ月間 保管無料 |
納期 | 1ヵ月程度 |
支払方法 | クレジットカード、NP後払い、代引き |
ワードローブトリートメント
依頼された衣類をお客さんごとに「一客洗い」する宅配クリーニングサービスです。
革ジャンのクリーニング料金は12,430円~と決して安くはないですが、替えがきかないヴィンテージものやお気に入りの革ジャンこそ利用してほしいクリーニング店です。
専用の工房で一点ずつカルテを作成して職人さんが美しいシルエットに仕上げてくれ、値段以上の満足が得られるはずですよ。
ココがポイント
- オーダーメイドクリーニングで希望通りの仕上がりに
- 立体的なシルエットがよみがえる
- シミ除去・カビ取り・傷や破れの修繕なども可能
- シルエットをキープしたまま、専用のハンガーケースでお届け
ワードローブトリートメントの基本情報
ワードローブトリートメント基本情報 | 詳細 |
皮革クリーニング料金 | ジャンパー・ブルゾン12,430円 コート15,730円〜 べスト9,790円〜 |
撥水加工 | 1,320円 |
カビ取り | 要見積 |
しみ抜き | 1000円~ |
色補正 | 要見積 |
送料 | 無料 北海道・沖縄地区およびその他の離島は除く。 |
保管サービスの | 1点 ¥2,200 |
納期 | 1ヵ月程度 |
支払方法 | クレジットカード、銀行振込 |
革ジャンのクリーニングにかかる期間・頻度は?
天然皮革のクリーニングは基本的に手洗いでおこない乾燥にも時間がかかるため、2~3週間程度かかります。さらに加工や修復があれば1ヵ月以上かかることも。
革ジャンを着なくなる衣替えのシーズンに余裕を持って依頼するのがおすすめです。天然皮革はクリーニングしすぎても寿命が縮まりますので、クリーニングする頻度は2~3年に一度程度がよいでしょう。
ただし、シミやカビを発見したらすぐにクリーニングすることをおすすめします。しばらく着ないのであれば保管サービスを利用するのも一つの方法です。
革ジャンをクリーニングした後の保管・お手入れ方法は?
ビニールは外し除湿剤と防虫剤を使う
クリーニングから返ってきたときに付いているビニールは外し、通気性のいい不織布製のカバーに取り替えます。保管場所は日の当たらない風通しがいい場所で、太めのハンガーにかけて保管しましょう。
押入れやクローゼットに入れるときは除湿剤や防虫剤を使用し、しまいっぱなしにしないよう注意してくださいね。
革ジャンのお手入れ方法
革ジャンを着たあとは、まず専用ブラシや乾いたタオルで全体のホコリを落とします。袖や襟元はホコリがたまりやすいので、丁寧にブラッシングしましょう。
次に、汚れがある場合は革専用のクリーナーで汚れをやさしく落とします。最後に表面にツヤを出すためクリームで保湿し、日陰で1日干して完了です。
まったく着ていなくても月に一回程度は状態を確認し、ブラシをかけるようにしましょう。
また、水に濡れた場合はすぐに乾いたタオル等でやさしく拭き取ります。早く乾かそうとゴシゴシこすったり、ドライヤーなどで熱を当てると革が痛む原因になりますので絶対にやめてください。
革ジャンのクリーニング料金とサービスまとめ
革ジャン(レザージャケット)のクリーニングの料金相場とおすすめのクリーニングサービス を紹介しました。
結論をまとめると以下のようになります。
ココがポイント
- 天然皮革の革ジャンは2~3年に1回の頻度でクリーニングに出すべき
- 料金相場は専門店で6,000円〜10,000円、10,000円以上のサービスは専門技術があり安心
- 長持ちさせるには日頃のメンテナンスが大切
そして、以下がおすすめする宅配クリーニングサービスです。
おすすめサービス | 1枚の料金 | 送料 | オプション |
キレイナ | 12,000円 | 7,000円以上で片道送料無料。12,000円以上で往復送料無料。 | 撥水加工1,800円~ 補色 3,000円~ カビ取り1,800円~ |
リナビス | 期間限定9,000円 (通常価格は14,000円) |
無料 (北海道、一部離島除く) |
撥水加工 3300円 カビ取り 550円 色補正 11,000円 |
ワードローブトリートメント | 12,430円〜 | 無料 (北海道・沖縄地区およびその他の離島は除く) |
超撥水加工3,850円 色補正・カビ取り 要見積 |
天然皮革で作られている革ジャンは一般的な衣類とはクリーニング方法やメンテナンス方法がまったく異なります。
クリーニング店には得意・不得意があることも理解して、レザーのクリーニングは実績のある専門店に依頼してみてはいかがでしょうか。